事の発端は、マロウくんの薪が無くなりそうになった事から始まった…
焼酎、シャンパン、ビールにウイスキーと飲んで、完全に出来上がったチンパンは、余っている薪を斧で割ってマロウくんになげつけていた。その斧というのが、ユニフレームの三条の斧ってんですがね?これじゃ三条じゃなくて惨状やんけ!ってやかましいわ!
…酔っぱらってるうえに、薄暗い中、横着して手袋あるのにつけないで、素手で薪割りをしていた。なんのメンテナンスもしてないのに、これが気持ちよく割れるのよ。
パキ!パキッパキッ
と、次の瞬間!
チンパンの左手の人差し指から血が!
あっちゃー、やっちゃったかー。そんな痛くないし、これくらいなら血が止まれば大丈夫だろ。
くらいに考えていた。その後どうなるかも知らずに…
手を上にして、圧迫止血を試みる。ほら、止まってきた…かに見えたが、ポタポタと滴り続ける血。あ、ちょっとやばいかな?と思い、トイレへ向い洗い流す。
あっ、これもしかしてもしかするやつかも?
その間も出血が止まらず、足元には血溜まりの出来上がり。さすがに危機感を感じたので、最終手段の救急車召喚をマロウくんに依頼した。
(こんなときでも撮影を忘れないマロウくん)
数分後、救急車到着。キャンパーの皆さんお騒がせしてすみません!こんな切り傷程度で!直接逝ってきます!
車内
無情にも三条の病院には断られ、燕労災病院に向かう事になる。
ユラユラ
隊員さん「チンパンさん大丈夫ですか?なにかあれば言ってくださいね」
ユラユラ
スミマセン…ちょっと気持ち悪…うっ!
隊員さん「はーい、大丈夫ですよ、全部出してください」スッ
オロロロロロロ
すんません、たすかりまし
オロロロロロロ
…ありがとうございます…
隊員さん「みるみる顔色悪くなっていったんで、もしかしてと思いまして。横向きだと気持ち悪いかな?前向いて座ろうか」
そうします…
マスクごと嘔吐というなかなかレアな体験でした。2発かましたのでだいぶ楽になった。指なんかより気持ち悪さの方が酷かったからね。仕方ないね。
病院到着。レントゲン撮ってもらって麻酔、応急処置をしてもらう。うとうとしてるうちに処置終了してた。
おばさん「はーい、それじゃおしりに注射しますからねー」
はい…(ファッ!?指なのにおしりに注射!?それってアスタリスクにブスリ♂的なやつじゃ…)
安心してくださいくださいハンケツになってケツ側面からの注射でした。よかったです。
おばさん「なんでこんな時期にキャンプなんてしようと思ったの?」
冬のキャンプやってみたくて。キャンプ場も駐車場満員状態でしたよ。
おばさん「そんなに人いたの?!(ドン引き」
まあ、普通はこんな天気にキャンプしようとは思わないよね。
その後もう一発オロロして、スッキリ!食ったもん飲んだもん全部出たね❤️
後日、別の病院を受診することになり、この日は終了する。
それからも特にいたいとか無いのが逆に怖い。手を伸ばすと突っ張った感じがして痛いくらいのもんで、他は平気だった。これもうカサブタ出来てて、あとは回復を待つだけなんじゃね?
受診日
待つこと1時間。やっとこさ診察室に呼ばれる。
先生「あー、これは。ちょっと酷いなー」
ファッ!?カサブタ出来てんじゃないのか!?
うわっ、消毒ガーゼで拭いただけでまた出血が!
助手「先生、コレは切創でよろしいですか?」
先生「いや、これはもう切断だね。骨まで見えちゃってるし」
ファッ!?!?クゥーン…(死亡
先生「じゃ、明日手術しますから。入院してもらいますんで大丈夫ですか?(唐突」
入院!?マジで?!
先生「良ければ翌日に退院できますけど、10日くらいは安静にしてもらう事になると思いますよ。」
はい、そんなわけで、明日の昼から手術してきますゥー。さすがにブツは見せられないよ!なんで、先生の迫真絵画をご覧ください。
元に戻るかな…戻るよねぇ!?ヴォーこえぇ…